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池井戸潤 (著)「民王」と高嶋 哲夫(著)「タナボタ!」
政界をコミカルに描いた作品2編

民王

民王

価格:1,575円(税込、送料別)

池井戸潤『民王』

 池井戸潤って、こんな作風だったっけ?
 政治の世界を舞台に、くすくす笑えるエンターテインメント小説
 ある日突然、首相・武藤泰山と、武藤の大学生のドラ息子・翔の中身が入れ替わってしまう・・・・。
 映画『転校生』みたいな人格の入れ替わりが父子の間で起きてしまう。
 漢字もろくに読めない大学生の翔が、総理大臣になってしまい、準備された原稿を読むだけでいいのに「未曽有」を「みぞゆう」、「踏襲」を「ふしゅう」と読み違えて、ちょっとした騒ぎになる。

 誰がどう考えても、これはあの麻生元首相・・・。
 まさか学習院出身で総理を務める人間が「未曽有」「踏襲」程度の漢字を読めないわけがないという発想からこの小説が生まれたのかもしれないなぁ。

タナボタ!

タナボタ!

価格:1,365円(税込、送料別)

高嶋哲夫『タナボタ!』

 資格、経験、学歴不問の候補者公募に応募したプータローの大場大志(27)は、比例名簿の下位に名前が載ったんだけど、選挙で勝ち過ぎてまさかの当選!!
 年収2,200万円、都心一等地に建つ宿舎、JR無料パス、海外視察費190万円など数々の特権を手にして歓喜する・・・。
 ただし、同期で当選した元スポーツ選手、お笑い芸人、タレントなど新人議員一同は、大幹事長の指示により次の選挙のことだけ考えて地元を優先し、国会では党が言うままに右へ倣えの行動しかできない状態で・・・。
 あの杉村太蔵が、民主党から当選したような物語。

 議員総会の場で大場大志が、政治資金問題を抱える大幹事長に「ゴメンと謝ればいいのに」と心の中でつぶやいたつもりが小声で口に出てしまい、会場が凍りつく場面など、27のプータロー(フリーター)が持っている「一般的感覚」と、国会議員たちの「永田町的感覚」のギャップから起こる摩擦が笑えます。

だらしない政治を笑い飛ばす

 『民王』では、永田町の常識に毒されていない武藤翔が父の身体で政治をするうちに正義に目覚め、次第に国民のための政治をすすめちゃう・・・。
 『タナボタ!』では、永田町の常識に毒されていない大場大志が、党の方針に背いて介護制度にまつわる不条理な法律の改正にむけ行動を起こす・・・。

 どちらの作品も、主人公である国会議員が党利党略を無視して、国民のためになることを行うという筋立てが共通してる。
 また、実名は一つも出てこないけど、登場人物のモデルがほぼ明らかである点も共通してる。
 まったく違う作家の違う作品なのに、物語の根っこは同じ。
 ここ数年の政治の体たらくを背景に、政治を笑い飛ばしたり、皮肉ったり・・・。

 国会議員が国民のために政治を行うという当たり前のことが、「ファンタジー」あるいは「笑い話」「夢物語」として描かれている。

 両作品ともにコミカルで楽しめる作品でありますが、背景となった情けない政治を思うと、これは「喜劇」ではなく「悲劇」なのかも・・・。

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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

日本文芸一般 | 19:47:20 | トラックバック(5)
「民王」池井戸潤
JUGEMテーマ:読書 国会騒然…!日本の政治はいったいどこへいってしまうのか!?胸がスカッとする痛快エンタメ政治小説。 政治を舞台にした物語。「あぁ、あったなぁ~」って政治家の顔が思い浮かぶようなエピソード満載で、面白かったです。 ある日突然、首相・武...
2010-11-15 Mon 20:38:25 | ナナメモ
【民王】 池井戸潤 著
日本国、最大の危機  まずは来訪記念にどうかひとつ!  人気blogランキング【あらすじ】ある日突然、首相・武藤泰山と、武藤の大学生のドラ息子・翔の中身が入れ替わってしまう。原因もわからないまま、やむなく泰山の変わり身となって国会に出ることになった翔。遊ん...
2010-11-15 Mon 21:29:04 | じゅずじの旦那
本「民王」
民王 池井戸潤 ポプラ社 2010年5月 民 王/池井戸 潤 ¥1,575 Amazon.co.jp
2010-11-15 Mon 21:47:56 | <花>の本と映画の感想
『民王』池井戸潤
「民王」池井戸潤 ポプラ社 2010年(初出ポプラビーチ) 首相が漢字読めないのも、大臣がもうろう会見してしまうのも、実はその裏側には!想像を絶するその真実とは・・・何と、首相とその息子の中身が入れ替わっていたから・・・ いやいやいや。最初はどうかなと思っ...
2010-11-16 Tue 14:39:30 | ふるちんの「頭の中は魑魅魍魎」
【本】民王/池井戸潤
民王池井戸 潤 ポプラ社 2010-05-25by G-Tools 過去に実際にあった出来事が、実はこんな裏があったと。 よくできていると思いました。 思ったよりも軽すぎて、他の小説家の作品を読んでいるみたいな感じ...
2010-11-25 Thu 17:21:55 | しょ~との ほそボソッ…日記…

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