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湊 かなえ(著)「告白」★★★★★
 2009年本屋大賞の受賞作で、松たか子主演映画化の湊かなえ(著)「告白」
 よくできた作品で、舌を巻きました。
告白

告白

価格:650円(税込、送料別)


内 容

 数カ月前のこと。
 市立S中学校の女性教師・森口悠子の幼い娘・愛美が、同校のプールで溺死した。
 そして、3学期の終業式の日、ホームルームで「このクラスの生徒に殺されたのです」と告白を始めた・・・。
 犯人は「A」と「B」であることと、警察に告発しない代わりに、ある復讐を仕掛けたこと、この日を以て教師を辞すことを宣告して去っていく。

 告白の波紋が、少年「A」と「B」の身辺や家族、クラスにも波及して行く・・・。
 森口の復讐の行方は・・・・。

感想など

 評判通り面白かった。
 バカほど面白かった。

  • 第一章「聖職者」→森口の告白
  • 第二章「殉教者」→クラス委員長の美月が森口へ綴った手紙
  • 第三章「慈愛者」→「B」の母親の日記
  • 第四章「求道者」→「B」の回想
  • 第五章「信奉者」→「A」のサイトへの書き込み
  • 第六章「伝道者」→森口から「A」への携帯電話
  •  森口悠子、クラス委員長・美月、Bの母親、B本人、A本人・・・それぞれの視線から事件の背景や事件後の様子が語られる6章だての見事な構成にうなりました。
     物語の中に、仄めかしや、はぐらかしが仕掛けられていて著者に翻弄されました。
     気持ちよく弄ばれました。

     そして、物語が完結した時、森口の目論見がストンと腑に落ちて納得
     あざといドンデン返しではなく、渋いひっくり返し方が最高。
     幼児が殺され、犯人に制裁が加えられる話ですから、決して後味が良いはずもないのですが、読後感は、なぜかスッキリ・・・。
    -◆-

     登場人物の造形が良くできていることも、この作品を魅力的にしています。
     自分を優れた人間だと思い込んでいる「A」の身勝手さや、独りよがりな性格。
     息子を溺愛するクレーマーである「B」の母と、この母に育てられた「B」の不快さ。
     第三者でしかないはずの美月の暗部。
     これらのキャラクターの内面が生々しく描かれていて、そのリアルな心の動きに、様々な感情が湧き起ってきます。

     登場人物の内面の描かれ方は、建前抜きの人間の本音が生々しいく、川上未映子の傑作小説『ヘブン』と共通する何かを感じました。

     とにかく、題材、構成、文章、人物造形などの要素が噛み合って、最高に面白い小説になっています。
     映画館には足を運べませんでしたが、レンタルが始まったらいち早く見たいなぁ。

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    日本冒険・ミステリー | 17:24:11 | トラックバック(0)

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