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本川 達雄(著)「ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学」他★★★★★
 本川 達雄(著)「ゾウの時間ネズミの時間」と「時間―生物の視点とヒトの生き方」を読みました。

■内容(「BOOK」データベースより)

『ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学』
 動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。

『時間―生物の視点とヒトの生き方』
 生物学的時間。この新しい時間の見方を使って現代社会を眺めて見ると、現代の抱える問題がはっきりと見えてくる。本書はいま人がウンと言える新たなる行動指針や倫理を求め、時間やエネルギーを軸に、生物としてのヒトに無理のない生き方、社会のあり方を探究する。

■感想など

 NHKの『爆笑問題のニッポンの教養』(2009年11月24日放送分)~「ナマコ権威 本川達雄」で、著者を初めて知ったのですが、凄まじくユニークで面白かった。
 そして、本川達雄氏が語られた「体のサイズと時間の関係」「消費エネルギー(代謝)と時間の関係」に、現代社会の問題の本質を見た気がしたものですから、図書館で本川達雄氏の本を探して、この2冊を読みました。
-◆-

 『都会人のやっていることは、はたしてヒト本来のサイズに見合ったものだろうか?体のサイズは昔とそう変わらないのに、思考のサイズばかり急激に大きくなっていく。それが今の都会人ではないだろうか。体をおきざりにして、頭だけがどんどん先に進んでしまったことが、現代の人類の不幸の最大の原因だと私は思っている。(「ゾウの時間 ネズミの時間―サイズの生物学」より)』

 ゾウのような大きな動物は長生きで、ネズミのような小さな動物は短命なのだそうです。
 だけど、心拍数とか呼吸数、代謝率などを勘案すると、どうやら体が大きなゾウの生物的時間はゆったり流れ、小さなネズミの場合は時間が速く流れており、ゾウとネズミが各々体感する寿命の長さは同じだろうと著者は語っています。
 自動車に例えると、同じガソリン消費量でゆっくりと長距離を走った場合がゾウ。猛スピードで短距離を走った場合がネズミにあたるようです。
-◆-

 『現代人も縄文人も、体自体に大きな違いはなく、私たちの体のリズムは昔のままなのです。とすると、体の時間は昔と何も変わっていないのに、社会生活の時間ばかりが桁違いに速くなっているのが現代だということになります。
 そんなにも速くなった社会の時間に、はたして体がうまくついていけるのでしょうか? 現代人には大きなストレスがかかっているとよく言われます。そのストレスの最大の原因は、体の時間と社会の時間の極端なギャップにある、と私は思っています。(「時間―生物の視点とヒトの生き方」より)』

 ゾウの時間 ネズミの時間の理屈をヒトにあてはめると、どうやら縄文人の暮らしぶりぐらいが身の丈にあった時間の流れなのだそうです。
 で、多くのエネルギーを消費する生き物ほど、体内で流れる時間は早くなるらしく、人間は肉体の代謝にプラスして石油などのエネルギーを大量消費して社会環境を変化させ、生物的時間の速度を異常に速めているとのこと・・・。(例えば、徒歩や走る場合のエネルギー消費とは桁違いのエネルギーを消費する自動車・新幹線・飛行機などを用いて移動時間を短縮してる)
 このように、現代人は体のサイズにそぐわない時間環境下で生きていることにより、大きなストレスを感じてると言うのが著者の主張。

 たしかに、歌謡曲・流行歌だけをとっても、小生が若かった頃には凄まじい早口だと感じられた吉田拓郎の曲でさえ、小室以降の曲のテンポに比べたら凄くスローテンポです。

 また、人々が喋るスピードも速くなっていて、電気店の若い店員やファストフード店の店員さんの言葉が聞き取れない場合があります。

 このように、どんどん人間、あるいは社会のテンポが速くなっていると平素から小生は感じ、なにかしら世知辛いのであります。

-◆-
 とにかく、生物学者が書いた本なのだけど、人間の在り方、社会の在り方に対する示唆に富んでおり、「あぁ、そういうことだったのか」と”目からウロコ状態”になりました。

 便利なモノやサービスが増えて、時間に余裕ができたはずなのに、時間に追われる感じがすることの原因は、本川達雄氏が語る「体の時間と社会の時間の極端なギャップ」に違いないと思った次第です。

 人間は人間らしく身の丈にあったスピードで暮らさないといかんなぁ・・・と、しみじみ思います。


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「長生き」が地球を滅ぼす


大人の科学マガジン(vol.09)









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実用、教養 | 21:18:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
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