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A・C・クラーク/S・バクスター(著)「太陽の盾」★★★★★
タイム・オデッセイシリーズ「2」
 太陽の盾
■内 容
 2037年6月9日、史上最悪の太陽嵐が地球を襲い、あらゆる電子機器が甚大な影響を受け、電子化された社会は通信、電気などが途絶え、自動化された交通システムもダウンし事故が多発。
 電磁誘導による電線の過熱などで火災も起き、都市は瀕死の状態に・・・。
 この太陽嵐を予測していた若き天文学者ユージーンは、さらに強大な太陽嵐が2042年4月20日に起こると予測した。
 地球を焼き焦がすのみならず、太陽系全般にも影響が及ぶ規模のカタストロフィが5年先に起こるのだ。
 人類ぼ生存をかけて、科学者たちは宇宙空間に地球サイズの薄膜でできた「盾」を設置し、太陽の巨大なエネルギーを防ごうという計画に着手する。
 人類に未来はあるのか・・・。

■感想など
 前作『時の眼』につづく〈タイム・オデッセイ〉シリーズ第二弾。
 今年3月に亡くなったA・C・クラークと、今最も魅力的なハードSFを生み出す作家スティーヴン・バクスターの共著は、真面目で精緻な造りで、小生のような昔気質のハードSFファンには最高のごちそうです。
-◆-
 地球滅亡を科学の力で阻止する本作に流れる精神は、ハードSFの神髄です。
 物理学などに精通する著者の「科学技術への信頼」は確固たるものがあり、近未来の技術に対する姿勢は楽観的です。
 また、小説世界における「国際政治」や「人類の紐帯」という面でも楽観的ですが、現実にベルリンの壁が崩れたことを考えれば、30年先の未来がどうなっているかは予想できませんね。
-◆-
 地球を襲うカタストロフィの影に存在する異星人ファーストボーン。
 その深遠なる生存由来はクラークの『幼年期の終わり』バクスターの「ジーリー」シリーズに底通するものがあり魅力的で神秘的な設定です。
-◆-
 地球のネット上に生まれた人工意識・知能「アリストトレス」
 月面社会には「アリストトレス」の分身「タレス」が存在し、太陽の盾には「アレス」が生まれて人類は彼らを「知的生物(非人類)」として法的に保護している。
 この存在は、『2001年宇宙の旅』の”HAL”を思い出させます。
 「アリストトレス」みたいに”紳士的”な人工知能が本当にいたら、彼らを人類の友としてもっと豊かに暮らせるのだろうなぁ・・・。
-◆-
 ”太陽の盾”の建設に用いる資材は主に月面から打ち出されるのですが、ロバート・A.ハインライン の古典的名作SF『月は無慈悲な夜の女王 』へのオマージュになっているように感じました。
 また作中では「軌道エレベーター」も話題に上がりますが、これはA・C・クラークの『楽園の泉』ですね。
 『楽園の泉』が出版された当時は「軌道エレベーター」は夢物語でしたが、技術的にはほぼ建設可能な域に達し、やる気と資金の問題だけみたいです。(「ガンダム00」でも軌道エレベーターが大きな役割を果たしていますね)
 10年で49兆円使う道路特定財源が有れば、「軌道エレベーター」は現実のモノになるようです。
-◆-
 とにかく、文句なしのハードSFを堪能できました。
 A・C・クラーク逝去でシリーズの先を心配してしまうのですが、第3弾は既に完成済みとのこと。
 これほどのハードSFを味わえる機会はなかなか無いので、続編を早く手に取りたいものです。

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海外SF・ファンタジー | 09:42:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
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