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三崎亜記(著)「失われた町」★★★★
失われた町

■内 容
 ある日突然ひとつの町からすべての住人が「消滅」してしまう現象に見舞われる世界。
 「失われた町」月ケ瀬の生き残り・・・消滅耐性をもった人間を研究して次の消滅を止めようとする管理局。
 人々は不可思議な現象に立ち向かうが・・・。
 「となり町戦争」「バスジャック」で注目された気鋭による「町」シリーズ第2弾!!

■感想など
 不条理と喪失感に覆われた異世界を描くファンタジー。
ストーリーは日本らしき場所で進行するが、読み進むにつれ「西域」など、我々の世界にはない場所が現れ、どうやらこの世界とよく似た別世界(パラレルワールドか?)が舞台らしい・・・。
-◆-
 物語の柱である「町の消滅」は既定事実として現象のみ語られ、謎は閉じることがない。
 「町の消滅」は、町の想い出を「汚染」し、人々に影響を及ぼす。
 「失われた町」の記録を調査する者は「汚染」によりやがて視力を失っていく・・・。
 遺伝的に消滅耐性をもった人間や、想い出さえ消え去る「喪失感」に苛まれ言葉を失った人間。
 著者は敢えて謎を謎のまま放置して、読者を別世界に誘い込む。
 静謐な文章は風のように心にしみ込んでくる。
-◆-
 希望は淡いままで、確固とした明かりは見えてこない。
 悲しみと哀しみが蜃気楼のように揺らめく世界・・・。
 恩田陸の閉じない小説を思わせる不思議な味わいで、また、小生が若かりし日に読みふけったJGバラードの「結晶世界」と似た肌触り・・・。

 この作品は読みようによっては、とてつもなくコアなSF作品で、「となり町戦争」「バスジャック」のようには一般受けしないかも・・・。
 古くからのSFファンである小生には、後からじわじわ圧倒され「もしかすると傑作かも」と感じています。


 20世紀SF(3(1960年代))

   






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日本SF・ファンタジー | 15:19:22 | トラックバック(0) | コメント(0)
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