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宮部みゆき(著)「誰か」★★★★
宮部みゆき(著)誰か

■内 容
 大財閥「今多コンツェルン」会長の娘婿で会長室直属のグループ広報室で記者兼編集者として働いている杉村三郎が主人公。
 会長の個人運転手を長年務めてきた梶田信夫が自転車に轢き逃げされて死亡したが、犯人は逃亡し逮捕される様子がない。
 梶田の遺された二人の娘が父親の人生を本にまとめて出版したがっているので、編集者として相談に乗ることになった杉村は梶田の人生を調査するのだが・・・。

■感想など
 本作は「名もなき毒」の前日談にあたり、「逆玉の輿男」の杉村三郎が探偵役の一冊。
 小生は、知らずに「名もなき毒」を先に読んでしまったので、杉村の過去へとタイムスリップしたような感じです。
 で、自転車事故で亡くなった会長の個人運転手・梶田の二人の娘が犯人探しの役に立てばと出版を試みるのですが、本づくりに当たっての取材過程で梶田の過去や、家族の関係が徐々に垣間見えてきます。
 残された姉妹・・・結婚を間近に控えて父を喪った姉の聡美と、本を出すことで犯人を見つけるきっかけにしたいと意気込んでいる妹の梨子の性格も浮かび上がって行き、物語は最後に向かって進んでいく・・・。
 自転車事故という小さな事件から浮かび上がる個々の人間性や人間関係。
 家族の状況や育ち方や親からの期待のされ方、親への思いや誤解などなど、どこにでもあるようなエレメンツがストーリーの柱となっていて、なんだかいたたまれない話・・・・「名もなき毒」の毒は、この本でも人間が生来持っている毒として描かれているようです。
 いたたまれない話の中で、主人公・杉村三郎のさらりとした性格が救いです。
 著者はさすがにキャラづくりが巧い。
 さすがに「宮部みゆき」という一冊でした。

名もなき毒


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日本冒険・ミステリー | 18:21:21 | トラックバック(0) | コメント(0)
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