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カート・ヴォネガット(著)「国のない男」★★★★★
カート・ヴォネガット遺作となったエッセイ集・・・読んでヨカッタ!
カート・ヴォネガット(著)国のない男

■感想など
 今年(2007年)4月に鬼籍に入られたカート・ヴォネガット氏
 著者の『プレイヤー・ピアノ』『タイタンの妖女』『猫のゆりかご』『スローターハウス5』などを読んだのは大学時代だったかなぁ。
 約30年ぶりに手に取る本が日本での著者の新刊で、かつ遺作だというのは複雑な気分・・・。
 本作は、著者が80歳を超えてから書かれたエッセイだけど、みずみずしいなぁ。
 主に、今のアメリカを憂う著者の思いがシニカルに書かれていますが、思考が若々しいというかユーモラスな表現を使いながらプンプン怒ってる!
 亡くなった人を形容するには変な言い回しだけど、カート・ヴォネガット健在を印象づける中身となっています。
 著者の文明批判は手厳しい。
 化石燃料を燃やして「熱力学的大騒ぎ」をしながら文明を維持していることは、身体に悪いと分かりながらドラッグをやめられない中毒者と同じだと言うのです。
 我々は化石燃料中毒者なのだそうです。
 まったくその通りで、言い返す言葉が見あたりません。
 今年の酷暑が身に沁みます。
 後半はブッシュ批判にページが割かれています。
 著者はブッシュ大統領を「サイコパス」だと言い切ります。
 「サイコパス」とは医学用語で、人当たりは良いけど先天的に両親が欠如した人間のこと。
 「サイコパスは外面がいい、そして自分たちの行動がほかの人にどんな苦しみをもたらすかもよくわかっているが、そんなことは気にしない。というか、気にならない。なぜなら頭がイカレているからだ。ネジが一本ゆるんでいる。」とキツイ一発・・・でも、ほんの一節で、この本ではもっともっと今のアメリカを憂う言葉が書き連ねられています。
 政権中枢に「サイコパス」が多く存在することを嘆き、今のアメリカをナチスに占領されたポーランドのようだと表現しています。
 また、ボディ・スナッチャー(人間に密かに取り憑くエイリアン)に侵略された地球も例えにしています。
 本作中に「なぜノーベル文学賞を貰えなかったが分かった・・・」というくだりがあるけど、カート・ヴォネガットがノーベル文学賞を受賞していたら小生は嬉しかっただろうなぁ・・・。  (大江健三郎氏の受賞と被る気がするんですが・・。)
 さすがに80数年にわたって、モノを書き、文明や人間を考え続けた人の言葉は真実を多く含んでいます。
 架空のSF作家のキルゴア・トラウトがほんの1行登場するのもご愛敬。
 楽しくて、心に響く一冊でした。



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実用、教養 | 17:09:44 | トラックバック(0) | コメント(0)
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