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飛 浩隆(著)「ラギッド・ガール―廃園の天使〈2〉」★★★★★+

ラギッド・ガール


 傑作中短編5編からなる、仮想リゾート〈数値海岸〉を舞台とする“廃園の天使”シリーズの第2段

■ストーリー
 シリーズ第1作の長篇『グラン・ヴァカンス』にいたる、仮想リゾート〈数値海岸〉の開発秘話が柱。
 人間が仮想リゾート〈数値海岸〉を訪れなくなった「大途絶」や、『グラン・ヴァカンス』で“夏の区界”が受けた蹂躙の理由が次々と明かされる全5篇
【目次】夏の硝視体/ラギッド・ガール/クローゼット/魔述師/蜘蛛の王

■感想など・・
 2002年に第一作を読み、そのレベルの高さに驚嘆し、シリーズ作品を早く読みたいと待ち続けて4年が経ちました。
 長く待たされたかいがあって『ラギッド・ガール』は、期待以上の大傑作。
 水準を大きく超えた見事なSFであります!
 仮想リゾート〈数値海岸〉の開発秘話が事細かに語られる本作。
 まず「夏の硝視体」で前作の雰囲気を思い出す。
 そして「ラギッド・ガール」の凄まじいパワーで“数値海岸”への道筋がつけられる。
 「クローゼット」で、『グラン・ヴァカンス』を襲う悪意の意味が分かり、「魔述師」で“大途絶”の謎が明かされる。
 最後の「蜘蛛の王」は、『グラン・ヴァカンス』につながる通路となっている。
 中短編5編で、『グラン・ヴァカンス』に繋げる手法はお見事!!!
 表題作「ラギッド・ガール」は恐ろしくよくできたSF中のSF
 空前絶後の傑作であります。
 「ラギッド・ガール」に続く「クローゼット」「魔述師」は怖い!
 なんという肌触りの作品でしょう!
 
 そして、「蜘蛛の王」は、最高に面白い。
 ハードでヘビーでスピーディー
 「ナウシカ」も連想するし、なぜか「ナルト」の世界観まで持ち合わせている。
 舞台設定の共通点のせいか、ブライアン・オールディスSF全盛期に『地球の長い午後』を読んだ時の感動を思い出し、コリン・ウイルソンの香りまでしてきました。
 とてつもない大傑作で、小生ごときの文章力ではこれ以上説明しキレません。
 「欧米かよ」ってギャグが流行っているけど、欧米のSFを超えるレベル。
 小川 一水の「老ヴォールの惑星」を読み終えた時も思ったのだけれど、我が国のSF小説の「地力」に感慨を覚えます。
 SF界にも、イチローや松坂が存在することを確認でき、日本SFの到達点を見た思いがしました。



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野尻抱介(著)「沈黙のフライバイ」

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◆小松左京 /谷甲州(著)「日本沈没(第2部)」
◆山田 正紀 (著)「神狩り 2 リッパー」
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◆谷口 裕貴 (著)「ドッグファイト」
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