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セバスチャン・フィツェック(著)「前世療法」★★★★
前世療法

■内 容

 ベルリンの敏腕弁護士シュテルンの前にガールフレンド・カリーナと共に現れた10歳の少年ジーモンは、自分がその場所で15年前に人を殺したのだと語りはじめる。
 彼の証言どおり地下室から白骨死体が発見される。
 重病に苦しむジーモンのために、カリーナが受けさせた『前世療法』をきっかけとしてジーモンは前世での殺人を語り始めたのだが、さらに新たな前世殺人を語り始めるジーモン。
 そしてシュテルンの回りで次々と起こり始める奇怪な出来事・・・・。
 ドイツミステリ界が生んだ傑作サイコスリラー。

■感想など

 昨年刊行された処女作『治療島』が”このミスなどで注目され、今年に入って『ラジオ・キラー』『前世療法』と立て続けに刊行されたドイツミステリ界の新星・フィツェック。
 どの作品もストレートなミステリとは異なる不思議な雰囲気を醸し出していて魅力的。
 精神的に屈折した登場人物に由来する超常的な謎を秘めたストーリーは、ゴチックホラーの要素もあって病的な引力を持っています。
 とにかく、現実と非現実の境界線を彷徨っているような登場人物がとてもイイ。
-◆-
 で、『前世療法』も、死病に蝕また10歳の少年が前世で犯した殺人を告白するという意表をついたお話し。
 この事件に巻き込まれる主人公の弁護士シュテルンは生まれたばかりの子供を突発性の病気で亡くし、妻とも別離することになった過去を引きずり鬱々とした日々を送っている中年男。
 こういう心に傷を持つ登場人物ばかりを描く著者も心を病んでいる気がする。
-◆-
 小児性愛者や暴力やら社会の悪も描かれていて雰囲気は重いのだけど、ストーリー展開は重くならずスリリングに転がっていきます。
 10歳の少年が前世を知ることになった謎解きはやや軽易な感もありますが、追いつ追われつの展開が面白いから許せるかな?
 とにかく勢いのある作家であることは間違い有りません。

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フィツェック ラジオ・キラー

フィツェック 治療島










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海外ミステリー | 16:15:33 | トラックバック(0) | コメント(0)
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