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石黒 達昌 (著)「冬至草」★★★★
冬至草
冬至草

 東京大学医学部卒業、東京大学付属病院外科の医師、そしてテキサス大学MDアンダーソン癌センターに助教授として勤務という異色作家の短編集。
 著者略歴には、「芥川賞候補となり、大江健三郎氏、筒井康隆氏の絶賛を浴びた。」と書かれていますが、まさに両氏が讃えそうな作品群です。
 異端の在野研究者が遺した記録から、ウランを含んだ土壌に生息して人間の血液を養分とする異様な生態が明らかになっていく新種の植物“冬至草”
 表題作は、在野研究者が“冬至草”を追うフィールドワークの記録をひもとく形で進みますが、なんとも形容しがたい不思議な雰囲気が醸し出されており、一級品の短編です。
 「希望ホヤ」もよかった。
 悪性腫瘍で余命数ヶ月のわが子を救うために、法律家が医学本を読みあさり、たどりついた「希望ホヤ」
 希望ホヤは、腫瘍と共生していて、これを研究すれば悪性腫瘍に対抗できるヒントが見つかるのだが・・・・。
 子供への一途な親心と、希望ホヤの不思議な生態を静謐に書き通した作品です。
 ハヤカワSFシリーズとして出版されたこの本ではあるが、「目をとじるまでの短かい間」は、純文学かな。
 終末医療を取り上げた芥川賞候補作で、うやや難解というか不可思議な世界が描かれている。
 SFと言うジャンルでは、かつてニューウエーブと呼ばれた海外作品を思い出す味わい。
 「アブサルティに関する評伝」も面白い。
 修士も取っていなかった天才科学者の「不正論文」と、生と死への執着。
 この作品も文学色が強い。
 とにかく、初めて食べる料理のような作品集。
 不思議、不条理な雰囲気と、静かな筆の運びは独特の味わいです。
 ライトノベルの対極にあるような作品で、どちらかというと海外作家の作品かと思わされる。
 「冬至草」「希望ホヤ」なんかは、しばらく頭の中に“こびりつきそう”な作品でした。
 おそらく、好みの分かれる短編集だと感じました。




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■日本SF・ファンタジー感想リンク
◆筒井 康隆 (著)「銀齢の果て」
◆小松左京 /谷甲州(著)「日本沈没(第2部)」
◆山田 正紀 (著)「神狩り 2 リッパー」
◆谷 甲州 (著)「パンドラ (上) (下)」
◆小川 一水 (著)「老ヴォールの惑星」
◆谷口 裕貴 (著)「ドッグファイト」
◆町井 登志夫 (著)「血液魚雷」
◆藤崎慎吾 (著)「ハイドゥナン〈上〉〈下〉」
◆林 譲治 (著)「ストリンガーの沈黙」
◆石黒 耀 (著)「死都日本」
◆池上 永一 (著)「シャングリ・ラ」
◆恩田 陸 (著)「ねじの回転」
◆機本 伸司 (著)「メシアの処方箋」
◆機本 伸司 (著)「僕たちの終末」
◆荒俣 宏 (著)「妖怪大戦争」
◆菅 浩江 (著)「おまかせハウスの人々」
◆菅 浩江 (著)「五人姉妹」
◆有村 とおる (著)「暗黒の城 」
◆三崎亜記(著)「となり町戦争」
◆高野 史緒 (著)「ラー」
◆田中 啓文 (著)「蹴りたい田中」
◆粕谷 知世 (著)「アマゾニア」
◆平谷 美樹 (著)「エリ・エリ」
◆石田 衣良 (著)「ブルータワー」
◆渡辺 球 (著)「象の棲む街」
◆森見 登美彦(著)「太陽の塔」
◆古川 日出男 (著)「ベルカ、吠えないのか?」














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