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『ウール 上・下』ヒュー・ハウイー★★★★★
 


【 概要 】

サイロ三部作の1作目。

世界が終末を迎え、人類は地下144階建ての「サイロ」で、限りある資源を再利用しながら暮らしていた。
外の世界に出られるのは、レンズを磨く「清掃」の時のみ。
「清掃」とは死刑を意味しており、一旦外に出た者は生きて「サイロ」に戻ることはなかった。

そんな世界で機械工のジュリエットが、視聴に無込まれて保安官になりながらも、IT部の陰謀で失脚し、「清掃」刑に処せられる・・・・。

【 感想 】

ジュリエットが艱難辛苦の末に、一般市民が誰も知らなかった隣のサイロにたどり着き、内戦状態の故郷のサイロとコンタクトを取るまでの波瀾万丈・・・・ノンストップで起こる出来事へのジュリエットの「反攻」に引きつけられて、読み出すと先へ先へと進みたくなりました。

50あるサイトを巡る謎めいた世界の仕組みや、なぜ人類が破滅したのかという疑問も魅力的。

SFガジェットの羅列みたいな文章では無く、ある種の「古風なSF」を思わせる肌合いも好みに合いました。

とにかく物語が走っていて、物語世界に連れ込まれるような一品でした。


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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

海外SF・ファンタジー | 13:17:46 | トラックバック(0)
大森 望 (編)「ここがウィネトカなら、きみはジュディ~時間SF傑作選 」★★★★☆
 SFマガジン創刊50周年記念アンソロジー第二弾は、大森望氏のチョイスによる13篇からなる時間SF傑作選。
 40年近くSfを愛してきた小生には、懐かしい香りのする贈り物となりました。
 テッド・チャン、クリストファー・プリースト、リチャード・A・ルポフ、ソムトウ・スチャリトクル、F・M・バズビイ、イアン・ワトスン、ロベルト・クアリア、ボブ・ショウ、ジョージ・アレック・エフィンジャー、ロバート・シルヴァーバーグ、シオドア・スタージョン、デイヴィッド・I・マッスン、H・ビーム・パイパーという名前だけでも嬉しくなっちゃう・・・。

『商人と錬金術師の門』(テッド・チャン)
 書籍初収録のテッド・チャン作品だと言うだけでも価値があります。
 なんともいえぬ物語性が徐々にしみてきます。

『限りなき夏』(クリストファー・プリースト)
 時間凍結された男女を扱ったラブロマンスからは、20世紀前半の雰囲気が伝わってきます。
 『彼らの生涯の最愛の時』(イアン・ワトスン&ロベルト・クアリア)
 青年と老女が恋におち、老女が亡くなった後、青年は時間を超えて彼女を追い求める。
 幾らなんでも年齢離れすぎやろ・・・と思いながらも、話に引き込まれる。

『時の鳥』(ジョージ・アレック・エフィンジャー)
 馴染めなかった。
 相性が悪いのか文章が頭に入ってこなかった。
 さすがエフィンジャーは一筋縄ではいかない。

『世界の終わりを見にいったとき』(ロバート・シルヴァーバーグ)
 若いころ大好きだったシルヴァーバーグの作品。
 地球の終わりはいつから始まる?
 地味目のオチが時代性を表してる。

『昨日は月曜日だった』(シオドア・スタージョン)
 月曜日に寝て、目覚めると火曜日が飛んで水曜日になっていた・・・。
 火曜日が無くなっちゃうってアイデアはぶっ飛んでるけど、今一つ食いつけなかった。

『旅人の憩い』(デイヴィッド・I・マッスン)」
 地球上の緯度などによって時間の流れる速さが違う世界での戦争譚。
 奇想の世界で、戦争というもののナンセンスさを表現するラストが良い。

『いまひとたびの』(H・ビーム・パイパー)
 懐かしい作家・・・。
 第3次世界大戦で大怪我を負って治療を受けて、気が付くと少年時代に戻って父親と対面・・・。
 少年時代からやりなおす人生で未来の戦争を食い止められるか・・・。
 キングの『デッド・ゾーン』と遠縁の親戚みたいな感じがしないでもない。

『12:01PM』(リチャード・A・ルポフ)
 時間ループにはまって12:01分から13時までを繰り返す人生・・・・。
 もしも自分が・・・と思うとゾッとする。
 現実社会の職業人も、ある意味1日単位で同じ毎日を繰り返していて、来る日も来る日も満員電車で通勤したり、出来の悪い上司と毎日顔を合わす日々が嫌になることがある。

『去りにし日々の光』(ボブ・ショウ)
 かつて(四半世紀ほど前だったかな)別のアンソロジーで読んだのだけど、再読しても”スローガラス”というガジェットには魅力を感じます。
 時間SFは時の流れで古びないのかも・・・。

『しばし天の祝福より遠ざかり・・・』(ソムトウ・スチャリトクル)
 超知性を持つ宇宙人が子供の教育のために地球を同じ1日を700万年間繰り返すようにしてしまう。
 地球人は宇宙人を出し抜いて時間ループからぬけだせるのか・・・。
 いやはや、700万年とは・・・大法螺にはこのくらいのスケールがないとね。

『夕方、はやく』(イアン・ワトスン)
 毎日、数百年の人類文明の進歩が繰り返される。
 朝は文明は進んでいなくて電気もなく、夕方あたりに文明が発達してラジオ、テレビなどが現れる・・・。
 発想には敬意を表するが、小生は面白くなかった。

『ここがウィネトカなら、きみはジュディ』(F・M・バズビイ)
 人生が時間通りに進まず、20年も先に飛んだり戻ったりする男が、思いを寄せる女性と時間的な擦れ違いを繰り返す・・・。
 大森望氏が表題作にするほど思い入れがあるようなのだけど、そこまで感情が動かなかった。
 CSで放映していた『ジャーニーマン ~時空を越えた赤い糸』というドラマのように、長編映像にした方が面白いかも。
-◆-

 20世紀前半の作品からテッド・チャンまでカバーするアンソロジーは、この本自体が時間の流れの中を漂ってるようです。
 さすが大森望氏の思い入れが感じられる作品集になっています。
 上述のように必ずしも好みに合う作品ばかりではないものの、『去りにし日々の光』『限りなき夏』など再読でも古さを感じない作品や、豊かな物語性が光る『商人と錬金術師の門』などのラインナップは”満漢全席”の趣があります。

 アイデアだけで勝負する作品や、物語性が秀でた作品やら、多彩な作品群からかつてのSF黄金期を思い出しました。


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テーマ:図書館で借りた本 - ジャンル:本・雑誌

海外SF・ファンタジー | 14:29:49 | トラックバック(0)
ロバート・J.ソーヤー(著)「フラッシュフォワード 」★★★★
海外ドラマ『フラッシュフォワード』の原作長篇
フラッシュフォワード

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■内 容

 欧州原子核研究機構(CERN)の大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を用いて、物理学者ロイドとテオは、ヒッグス粒子を発見すべく大規模な実験をおこなった。
 実験開始の瞬間、全世界の人類が約2分間意識を失い、数十億の人びとの意識が21年後の未来に飛んでしまった。
 この”フラッシュフォワード現象”によって、航空機墜落など世界中で事故が起こり、多くの死者が出てしまい、ロイドは罪の意識に苛まれるのだが・・・。

■感想など
 
 ドラマ版『フラッシュフォワード』を観る前に、原作を読んでおこうと、図書館で借りて一読。
 ”SF”らしい”SF”で、ある程度は面白いし、リーダビリティにも優れていて、サクサク読めてしまいました。
-◆-

 ダン・ブラウンのベストセラーで、トム・ハンクス主演の『天使と悪魔』でも出てきた『欧州原子核研究機構(CERN)』って、なんか科学への好奇心をくすぐられるし、どことなくミステリアスな雰囲気もあって、SF小説の舞台にはバッチリです。
 で、ここでの実験が原因となって、人類の意識が21年後の未来に飛んでしまい、航空機事故など大惨事が起きるというプロットですから、てっきり”ディザスター小説”の色合いが強いのかと思いきや、大惨事については意外とあっさりと描かれていて、肩透かしをくった感じ・・・。

 むしろ人類が見てしまった21年後の世界は、変更可能な未来なのか、不可避の未来なのかを登場人物の物理学者が量子論的な思索を重ねる部分が濃く描かれていて、婚約者とは別の女性と暮らしている未来のビジョンを観たロイドが、結婚するかどうか悩んだりしてなんかウジウジした印象も・・・。

 せっかく、フラッシュフォワードという、とてつもない現象を材料にしているのに、小説の中盤部分が小ぢんまりして勿体無い・・・。
-◆-

 さて、小説終盤、2度目のフラッシュフォワード現象でロイドの意識が飛んだ先は、はるか未来で・・・。
 このあたりは、ACクラークの『幼年期の終わり』『スペースオデッセイシリーズ』などなど、時間と人類の進化を描いた古典的な展開。

 しかし、全体を通してみると、”CERN”という最先端の壮大なガジェットを用いながら、AC・クラークやI・アシモフほどの壮大さを描けていないかな・・・。

 やはり、クラーク、アシモフ、ハインラインの世代は偉大だったなぁ・・・。
 とはいえ、まずまず楽しめるSF作品でした

ヒューマン

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幼年期の終わり

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海外SF・ファンタジー | 17:38:03 | トラックバック(0) | コメント(0)
スチュアート・ヒル(著)「アイスマーク2~炎の刻印」★★★★★
 傑作大河ファンタジー第2弾『アイスマーク2~炎の刻印』

アイスマーク(2)

■内 容

 闘う王女を主人公にした正統派ファンタジー『アイスマーク 赤き王女の剣』の続編。
 氷の平原を治めるアイスマーク王国。かつて南からの帝国軍をしりぞけ、民と 領地を守った気の強い王女シリンは魔術師のオスカンと結婚し、五人の王子王女に恵まれた堂々たる女王となった。しかし戦いから二十年をへた今、復讐に 燃えるベロルム将軍が帝国軍をひきいて、ふたたび侵略を開始する。末の王子シャルルマーニュに民を託し、南の大陸に避難させることになるが、王子は運命に導かれるように、援軍を求めてさらに南へ旅立つ。一方で帝国軍の攻撃に さらされるアイスマークは必死に抵抗するが、自軍の内部にある恐ろしい魔力がうごめいていることをまだ知らなかった……。(ヴィレッジブックス)

■感想など

 ものすごく面白い!!
 第1作『アイスマーク 赤き王女の剣』で大活躍した王女シリンと魔術師のオスカンの間に生まれた兄妹の末っ子、シャルルマーニュ
 彼は、病気の後遺症で、足が不自由なため、兵士としての能力に劣っていることをコンプレックスに感じているんですが、「運命にみちびかれ、南の地へおもむき、やがてアイスマーク国を救いに帰って来る」と、父・オスカンが予言・・・。
 そして、シャルルマーニュは”ポリポントゥス帝国”の侵攻を前に、疎開民を率いて南の国へ向かうことに・・・。

 というわけで、少年”シャルルマーニュ王子”の冒険と成長の旅がメイン。
 隠れていた才能に目覚め、北の雪国から遠く離れた南の国で出会った者たちから信頼を得て行く様子などは、お約束のパターンなんだけど、これがすごく爽快なんです。
-◆-

 女王シリンが統べる”アイスマーク国”の同盟者・・・気むずかしいバンパイヤの王と女王や、勇敢なユキヒョウ族、勇猛無比のウェアウルフ族、神秘的なオークの森の王など、数々の登場人物(人物じゃないなぁ・・)が魅力に満ちています。
 指輪物語などに出てくるエルフやドワーフよりもかなり個性的かも・・・。

 こういう物質文明に頼らないアイスマークの同盟者と、欲望の固まりのようなポリポントゥス帝国を率いるスキピオ将軍とその息子の戦いが、これまた小気味のよい興奮をさそいます。
-◆-

 シャルルマーニュの姉・メディア王女は、魔術師の父の血を濃く受け継いでおり、遠見や、天候を操るなどのパワーを持っていますが、弟シャルルマーニュを理不尽なまでに妬んでおり、彼の命を狙っています。
 ネガティブな感情が、やがて彼女をダークサイドへと誘い、父と娘=光と闇の戦いへと突き進みます。
 この親娘、兄妹間に起きる問題も、物語にハラハラ感を与えます。
-◆-

 700頁を超える分厚い本作は、図書館のジュニア向けコーナーに置かれていましたから基本的に児童書扱いのようですが、小生のような50歳のオッサンでも胸躍る出来映えになっています。

 『ロード・オブ・ザ・リング』や『ドラゴンライダー』シリーズより、サクサク読み進めることの出来る傑作ファンタジーで、「大人も読まないと損」だと個人的には感じる一作であります。


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アイスマーク(赤き王女の剣)










海外SF・ファンタジー | 20:49:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
D.B.シャン(著)「the CITY 1 アユアマルカ 」★★★★
 The city(1)
■内 容

 叔父の元でギャングを始めた主人公カパク・ライミ。
 彼は街を支配する闇世界のボス・カーディナルの目に留まり、自分の名前に特別な意味があることを知る。
 やがてカーディナルに疑惑を抱くようになったライミは自分の過去を思い出せないことに気付き、カーディナルのもとを脱出して本物の自分を捜す旅に出る。
 名前や出自の謎の鍵となるアユアマルカとは??
 『ダレン・シャン』の作者による大人向けのダークファンタジーの幕が開く・・・。

■感想など

 銀色の背表紙と「アユアマルカ」という題名の響きにに惹かれて手にした1冊。
 この装丁はなんとも言えず魅力的。
-◆-
 謎めいたファンタジーの第1巻は、ドラゴンも魔法も出てこず、架空の街のギャングが繰り広げる陰鬱な物語。
 主人公カパク・ライミと街の支配者カーディナルの息詰まるやりとりからはじわりと迫ってくる圧迫感を覚えます。
 主人公カパク・ライミには偽の記憶が埋め込まれており、過去に秘密がありそうであることが本作の柱ではあるものの話の先はまだ見えてこない。
 敵か味方か分からぬ殺し屋や謎の女、インカに由来する名前を持つ人たちと主人公にまつわる謎などが仕掛けられたまま次巻へと続いていく・・・。

 とにかく不思議な雰囲気のファンタジーで万人向けの娯楽作とは言えないかもしれないなぁ・・・。


 勝間 和代 断る力

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海外SF・ファンタジー | 15:59:28 | トラックバック(0) | コメント(0)
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