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柴田 哲孝(著)「中国毒」★★★★現実と創作の境目
どこまでが現実で、どこからが創作か・・・柴田 哲孝の「中国毒」
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クロイツフェルト・ヤコブ病が近頃激増している・・・。
しかし厚労省からは何らの発表もない・・・。
『国民の気づかないところで、何かが進行している』

そんな最中に、厚生労働省健康局疾病対策課の尾崎裕司や東京医学大学教授・小野寺康夫が次々と殺害される・・。

ヤコブ病問題を追う週刊誌の女性記者、警察庁の外事情報部国際テロリズム対策課刑事、テロリスト・毒龍が錯綜する。

外務省と厚労省との力関係。
毒ギョーザ事件の顛末に、宮崎口蹄疫・・・そして日中関係。

首相は普天間問題で迷走し、”長沼”厚労大臣は政治主導を掲げて事務方から捨て置かれてる。
-◆-

現実に起きたことをリアルに重ね合わせ、そこにクロイツフェルト・ヤコブ病の謎のパンデミックを絡めた作品。

口蹄疫は中国産飼料が原因??
どこまでが創作でどこからが現実か分からなくなりそうな物語。
この作者独特の作風です。
-◆-

「日本が滅ぶ」という仄めかしがあるのだけど、作中のクロイツフェルト・ヤコブ病、あるいはクールー病は、インフルエンザほどの蔓延力を持たないので、ただちに日本が滅ぶような切迫感を感じられないのが残念・・・。

パニック小説ではないから、仕方ないかぁ・・・。



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テーマ:読んだ本。 - ジャンル:本・雑誌

日本冒険・ミステリー | 17:10:07 | トラックバック(0)
柴田哲孝(著)「GEQ」★★★★★
  『阪神淡路大震災』における隠された事実を追う傑作謀略ミステリ
  フィクションとノンフィクションの境界線が分からなくなる悪夢の展開!!!
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(まだお読みでない方にはネタバレになります)

内 容

  日系人ジャーナリストのジョージ・松永が『9・11同時多発テロ』『阪神淡路大震災』『中国四川大地震』の裏に隠された陰謀に迫る・・・・。
  GEQ(GREAT EARTH QUAKE=大地震)は自然災害なのか・・・。

感想など

  著者は、「この物語は、フィクションである。だが、登場する人物、団体、地名にはできる限り実名を使用し、主幹となるエピソードはすべて事実に基づいている。その他の匿名の人物、団体、創作の部分に関しても、すべてに実在のモデルが存在する。それでもあえて、この物語は概念においてフィクションである。」と思わせぶりな前置きしていまして、読み進むにい連れてその意味がジワリと伝わってきました。
  小生は『阪神淡路大震災』を経験した一人で、地震発生時の光とか、地震前に空が赤かったという話を実際に耳にしているので、本作に吸い込まれるような思いがします。
-◆-

  要するに『9・11同時多発テロ』は米国を中心とする謀略であり、『阪神淡路大震災』は約20兆円のの経済効果、自衛隊法改正、社会党・村山政権の権威失落を目的とした人工地震、『中国四川大地震』はチベット問題で危惧された北京五輪成功のための人工地震、『インド洋大津波』『パキスタン大地震』『ハイチ地震』なども、陰で利益を得る勢力が居たという謀略話なんだけど、事実の積み重ねが物語に真実味を与えており、『陰謀説』を与太話だと思えなくなっちゃいます。
-◆-

  また、昨年放送された≪NHKスペシャルMEGAQUAKE 巨大地震≫という番組で知ったのですが、『活断層破壊の引き金となった地下深くに滞留する「水」の存在』『断層面にアスペリティ(固着域)が2つあったため、数秒のズレで2波連続で発生した地震波が街を襲った』ことが阪神淡路大震災における被害を甚大化したそうなのですが、これも著者が提示した事実に符合していて、作品の説得力を補強します。
-◆-

  『阪神淡路大震災』当時の、村山首相や、貝原兵庫県知事、芦尾副知事ら実在の人物の動きが、95年1月17日の時間軸に沿って描かれていることも、本作の真実味を高めています。
  また、ジョージ・松永が、実際に兵庫県によって震災後に建設された”箱モノ”である『阪神淡路大震災記念 人と防災未来センター』を訪れ、その建設費があれば被災者支援に役立つだろうと考えるところなど、ディテールの描き方がうまく、この物語を”本物”だと感じさせます。
-◆-

  物語の後半、『中国四川大地震』にまつわる部分では「日中間の戦略的互恵関係」というフレーズや、胡錦濤と温家宝の権力闘争などが、『尖閣漁船衝突事件』が起きた現実と被っていて妙にタイムリー。

  聖火リレーで『チベット問題』が世界の注目を集めながら、その後下火になってしまい、今ではほとんど忘れ去られかけていることと、『尖閣漁船衝突事件』に絡んで中国共産党政府が「尖閣は中国領だ」と強引に主張していることが無関係ではない気もしてきました。
 国際社会が中国のチベット族抑圧を追及しきれなかったために、尖閣まで火の粉が降ってきた・・・。


 ジョージ・松永が北京五輪開会式を観覧するラストはイマイチでしたが、「概念としてフィクションである」という約430ページの作品を堪能いたしました。
 下手するとキワモノ、トンデモ本になるネタを、上手く料理した著者の勝利かな・・・。

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テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

日本冒険・ミステリー | 15:16:06 | トラックバック(3)
東野圭吾(著)「聖女の救済」★★☆☆☆
 おなじみのガリレオシリーズ。
 人気シリーズゆえに図書館では常に貸出し中だった本書を、ようやく今頃になって書架に発見!!
 読んでいると頭の中で福山雅治が奏でる「VS~知覚と快楽の螺旋♪」が鳴り響きました。
 で、作品のリーダビリティはさすがなのですが・・・。
聖女の救済

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内 容

 男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていたその妻・真柴綾音は北海道に里帰りしており鉄壁のアリバイがあった。
 真柴綾音に魅かれる草薙刑事をしり目に、内海が女の勘を働かせ真柴綾音に的を絞るが、アリバイトリックの壁が立ちふさがり、ガリレオこと湯川に「東京にいる夫を北海道から毒殺できるか」という問いを投げかける。
 湯川が推理した真相は『虚数解』・・・・。

感想など

 『容疑者Xの献身』はうなるほどの傑作で、短編のガリレオシリーズも物理学者・湯川の謎解きが娯楽作として痛快。
 しかしながら、本作は『容疑者X』ほどの奥深さはなく、短編シリーズの小気味良さもない。
 そもそも、湯川が解決すべきトリックでもないような・・・。
 湯川に頼る必然性はなく、むしろ湯川を登場させることが目的化しちゃっています。

-◆-

 『容疑者X』の石神哲哉や花岡靖子にくらべると、本作の犯人・真柴綾音の魅力も乏しい。
 それどころか、草薙や内海までなんだか薄っぺらな感じ・・・。
 う~~ん?
 読みやすくて、サクサクと進むんだけど、なにか物足りないなぁ。

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ガリレオの苦悩

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テーマ:図書館で借りた本 - ジャンル:本・雑誌

日本冒険・ミステリー | 20:27:41 | トラックバック(0)
湊 かなえ(著)「告白」★★★★★
 2009年本屋大賞の受賞作で、松たか子主演映画化の湊かなえ(著)「告白」
 よくできた作品で、舌を巻きました。
告白

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内 容

 数カ月前のこと。
 市立S中学校の女性教師・森口悠子の幼い娘・愛美が、同校のプールで溺死した。
 そして、3学期の終業式の日、ホームルームで「このクラスの生徒に殺されたのです」と告白を始めた・・・。
 犯人は「A」と「B」であることと、警察に告発しない代わりに、ある復讐を仕掛けたこと、この日を以て教師を辞すことを宣告して去っていく。

 告白の波紋が、少年「A」と「B」の身辺や家族、クラスにも波及して行く・・・。
 森口の復讐の行方は・・・・。

感想など

 評判通り面白かった。
 バカほど面白かった。

  • 第一章「聖職者」→森口の告白
  • 第二章「殉教者」→クラス委員長の美月が森口へ綴った手紙
  • 第三章「慈愛者」→「B」の母親の日記
  • 第四章「求道者」→「B」の回想
  • 第五章「信奉者」→「A」のサイトへの書き込み
  • 第六章「伝道者」→森口から「A」への携帯電話
  •  森口悠子、クラス委員長・美月、Bの母親、B本人、A本人・・・それぞれの視線から事件の背景や事件後の様子が語られる6章だての見事な構成にうなりました。
     物語の中に、仄めかしや、はぐらかしが仕掛けられていて著者に翻弄されました。
     気持ちよく弄ばれました。

     そして、物語が完結した時、森口の目論見がストンと腑に落ちて納得
     あざといドンデン返しではなく、渋いひっくり返し方が最高。
     幼児が殺され、犯人に制裁が加えられる話ですから、決して後味が良いはずもないのですが、読後感は、なぜかスッキリ・・・。
    -◆-

     登場人物の造形が良くできていることも、この作品を魅力的にしています。
     自分を優れた人間だと思い込んでいる「A」の身勝手さや、独りよがりな性格。
     息子を溺愛するクレーマーである「B」の母と、この母に育てられた「B」の不快さ。
     第三者でしかないはずの美月の暗部。
     これらのキャラクターの内面が生々しく描かれていて、そのリアルな心の動きに、様々な感情が湧き起ってきます。

     登場人物の内面の描かれ方は、建前抜きの人間の本音が生々しいく、川上未映子の傑作小説『ヘブン』と共通する何かを感じました。

     とにかく、題材、構成、文章、人物造形などの要素が噛み合って、最高に面白い小説になっています。
     映画館には足を運べませんでしたが、レンタルが始まったらいち早く見たいなぁ。

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    日本冒険・ミステリー | 17:24:11 | トラックバック(0)
    藤木稟(著)「太古の血脈」★☆☆☆☆
    高橋克彦氏絶賛の超古代伝奇エンタテインメント、藤木稟(著)「太古の血脈」

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    ■内 容

     異端の歴史研究家だった酒井勝軍の孫・酒井勝一が、祖父が遺した手帳がきっかけに恐ろしい陰謀と暗闘に巻き込まれていく…。

     浦島伝説、三種の神器、もう一人の天皇、日本人=ユダヤ人同祖説などが入り乱れる超古代伝奇エンタテインメント。

    ■感想など

     高橋克彦氏絶賛!「未熟な読者は要らない。目も眩む想像力と常識の崩壊にただ途方に暮れるだけだろう」という宣伝文句。

     小生は、伝奇小説好きなんだけど、「太古の血脈」に入り込めなかったから、どうやら未熟な読者に分類されちゃいそう・・・。
    -◆-

     30年前に読んだ”半村良”の伝奇小説『産霊山秘録』『石の血脈』とか、”高木彬光”の『成吉思汗の秘密』も面白かったなぁ・・・。
     ”和田竜”の『忍びの国』なんてもの、広義では伝奇小説にいれてもいいかな・・・
     あと『ダ・ヴィンチ・コード』とか・・・。
     フリーメイソンを巡る陰謀話が、なんとなく「ありそう」だと思えてきますでしょ。
     その気にさせられる面白さがあります。

     これらの作品に比べると、「太古の血脈」は圧倒的に物足りないんです。
    -◆-

     伝奇小説ってのは、頭の中で虚実が混交してしまう楽しさがある筈なんだけど、「太古の血脈」の場合は、登場人物の言動が軽すぎてリアリティがない分、伝奇小説がもつべき説得力を欠いてる気がしました。

     たとえば・・・。
     主人公の酒井勝一が帰宅すると、警察が取りまいている---何者かによって妻が殺されていて、現場検証してるです。
     で、勝一は若い刑事に伴われてファミリーレストランで待機することになります。
     そこに一人暮らしをしている娘から勝一の携帯に連絡が入って、一通り会話を交わした後の描写・・・『私は長い安堵の溜息をつき、コーヒーを再び口に含んだ』

     さらに一緒にいる刑事が大口を開いて眠ってしまって、それを目にした勝一が『思わず苦笑した』

     突然妻を殺されて悲嘆に暮れるシチュエーションだと思うのですが、勝一には妙に悲壮感が無くて、物語からリアリティが消え去ってしまう・・・。

     出足からこういう感じなので、気持ちが萎えちゃう。
     致命的なツッコミどころだと感じてしまったのです。
    -◆-

     勝一を中心に進む冒険談は、それなりに痛快で、三種の神器などのガジェットにそそられるんですが、物語世界に入り込むことが出来ませんでした。

     つくづく故・半村良氏の偉大さを感じることになったのであります。



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    日本冒険・ミステリー | 17:24:15 | トラックバック(0) | コメント(0)
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